はじめてのお取り寄せの基本|受け取り・解凍・のし・送料
お取り寄せは、家にいながら各地のお店の味を楽しめる便利な買い方です。ただ、はじめてだと「いつ届くようにすればいいの?」「冷凍で届いたらどうするの?」「のしはどう頼むの?」と迷うことも多いはずです。このページでは、注文から食べるまでの流れにそって、届く日の決め方、冷凍・冷蔵品の受け取り方、解凍の基本、期限表示の見方、のしとお歳暮のマナー、送料の考え方を順番に紹介します。
届く日は「受け取れる日」から逆算する
お取り寄せで一番大切なのは、届く日を決めることです。特に冷凍・冷蔵の商品は、届いたらすぐに冷凍庫や冷蔵庫に入れる必要があるので、家にいる日を選びましょう。贈り物の場合は、相手の都合をさりげなく聞いておくと安心です。
注文してから届くまでの日数は、お店によって大きく違います。昼までの注文で当日に発送するお店もあれば、お届け日は最短で3営業日後から、届くまで10日ほどが目安というお店もあります。ご利用ガイドに書かれた「発送までの日数」と「指定できるお届け日の範囲」を、注文前に確かめてください。
年末年始やバレンタインなどの時期は、注文が集中して届くまで時間がかかることがあります。年内に届けたいときは、お店が出す年末の締め切りを見ておきましょう。また、注文を確定したあとは日時の変更ができないお店もあるので、日付は落ち着いて選ぶことが大切です。
冷凍・冷蔵で届くものの受け取り方
冷凍・冷蔵の商品は、クール便で届くのが一般的です。受け取ったら、まず箱の中身がとけていないかを見て、すぐに冷凍庫・冷蔵庫に入れましょう。厚生労働省の食中毒予防の資料では、冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つことが目安とされています。
注文する前に、冷凍庫の空きも確かめておきましょう。箱がそのまま入らないこともあるので、中身を出して入れられるかも考えておくと安心です。冷蔵庫や冷凍庫は、詰めすぎにも注意が必要です。
冷凍のアイスなどは、置き配ができず、配達の人から直接受け取る必要がある商品もあります。不在だったときに再配達を頼める期間が短い場合もあるので、不在票が入っていたら早めに連絡しましょう。冷凍品が届かない離島などの地域があることも覚えておいてください。

解凍の基本は「お店の案内どおり」
冷凍の食品を解凍するときは、まず商品に書かれた方法と時間を守るのが基本です。お店は商品ごとに、冷蔵庫で何時間、常温で何時間といった目安を出しています。ケーキでも、冷蔵庫で1〜2時間のものから5〜8時間のものまで幅があるので、食べる時間から逆算して準備しましょう。
お店の案内が特にない食品について、厚生労働省は、解凍は冷蔵庫の中か電子レンジで行い、冷凍食品を室温に置いたまま解凍するのは避けるよう呼びかけています。また、使う分だけを解凍し、解凍した食品を何度も冷凍し直すのは危ないとしています。食べきれる量だけを解凍するのがコツです。
家庭の冷凍室は、農林水産省の説明では通常-18℃程度で、買った冷凍食品を保存するのに向いています。一方で、家庭の冷凍室で食品を凍らせると、ゆっくり凍るため品質が戻りにくいこともあるとされています。届いた冷凍品は凍ったまま保存し、解凍したものは早めに食べましょう。
期限の表示を見て、早めに食べる
食品の期限には、消費期限と賞味期限があります。農林水産省の説明では、消費期限は「安全に食べられる期限」で、お弁当やケーキなど傷みやすい食品に表示されます。賞味期限は「おいしく食べられる期限」で、スナック菓子や缶詰など比較的傷みにくい食品に表示されます。
どちらの期限も、開けていない状態で、表示どおりに保存した場合のものです。一度開けた食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。冷凍の商品では「冷凍で30日」「解凍後は当日中」のように、冷凍中と解凍後で期限が分かれていることもあるので、両方を確かめておくと安心です。
のし・お歳暮のマナー
お取り寄せを贈り物にするときは、のしをつけるかどうかを決めます。多くのお店では、注文のときに「お歳暮」「お礼」「内祝」などの表書きと、名前を入力できます。名入れの文字数に決まりがあるお店もあるので、注文画面の案内を見ながら入力しましょう。
のしには、包装紙の外にかける「外のし」と、内側にかける「内のし」があります。一般には、配送で送る場合は、運ぶ間にのしが汚れたり破れたりしないよう内のしにすることが多いといわれています。ただし決まりではなく、お店によって選べる形が決まっていることもあるので(外のしだけのお店もあります)、こだわりたいときは事前に確認してください。
お歳暮は、年末に一年のお礼として贈るものです。贈る時期は地域や家によって考え方が違いますが、一般には12月上旬から20日ごろまでに届くようにするとよいといわれています。年内に間に合わないときは、年が明けてから「御年賀」などとして贈る方法もあります。勤め先によっては贈り物のやり取りを控える決まりがあるので、仕事関係の相手に贈るときは確かめておきましょう。
送料は「条件」と「温度帯」で考える
送料の決め方は、お店ごとにさまざまです。全国どこでも同じ金額のお店もあれば、北海道や沖縄が高くなるなど地域ごとに違うお店もあります。冷蔵・冷凍のクール便は、送料に220円や330円といった追加料金がかかるお店もあります(2026年11月時点)。
送料をおさえたいときは、「〇円以上で送料無料」という条件を見ましょう。ただし、冷凍品は送料無料の対象外だったり、温度帯ごとに合計金額で判定されたりすることがあります。冷凍品と常温品を一緒に頼むと、別々の配送になって送料が2回分かかるお店もあります。
送料無料の条件は、期間限定のキャンペーンで変わることもあります。ページの上の方に出ている金額と、ご利用ガイドの金額が違うこともあるので、最後は注文画面で送料がいくらになっているかを確かめてから注文を確定しましょう。



