2027年のおせちの選び方|冷凍・冷蔵の違いと届く日・解凍
通販のおせちは、和風・洋風・中華風、少人数向けから大人数向けまで、選べる商品がたくさんあります。ただ、冷凍と冷蔵のどちらにするか、何人前・何段にするか、いつまでに注文すればいいか、いつ届くのかなど、決めることがたくさんあります。この記事では、2027年のお正月に向けて、おせちを選ぶときに確認したいポイントを順番に整理しました。お店ごとの具体的な期限は、確認できたものだけ日付つきでのせています。
おせちに込められた意味を知っておく
農林水産省の解説によると、おせち料理はもともと五節句に用意する料理全般を指し、そのうち特に大切な正月の料理だけを「おせち」と呼ぶようになりました。今のおせちの原型は江戸時代の末ごろにできたとされています。
黒豆、田作り、数の子は「祝い肴三種」と呼ばれる定番です。えびは腰が曲がるまで長生きできるように、昆布巻きは「よろこぶ」の語呂合わせ、れんこんは先の見通しがよいように、といった願いが込められています。
通販のおせちは和風だけでなく、洋風や中華風の料理を入れたものもあります。家族が昔ながらの料理を食べたいのか、子どもも食べやすい洋風の料理がほしいのかを話しておくと、選ぶ方向が決まりやすくなります。
冷凍と冷蔵のちがいを知る
通販のおせちは、大きく分けて冷凍で届くものと冷蔵で届くものがあります。冷凍おせちは、お重に盛り付けた状態で冷凍して届き、食べる前に冷蔵庫で解凍します。たとえば板前魂の商品ページでは、冷蔵庫で約24〜36時間の解凍が目安とされています。賞味期限が長めなので、早めに受け取って冷凍庫で保管できるのが利点です。
冷蔵おせちは、解凍しなくても届いてすぐ食べられる形です。匠本舗は盛り付けずみの冷蔵状態で届くと公式サイトに書かれています。千賀屋の冷蔵おせちは、一品ずつ作って急速凍結したものを冷蔵の状態で届けるしくみと説明されています。解凍の手間がない分、届く日は年末の数日にかぎられ、消費期限も短めです。
冷凍は「冷凍庫に重箱が入るか」と「解凍の時間をとれるか」、冷蔵は「冷蔵庫に重箱が入るか」と「届く日に家にいられるか」がポイントです。自分の家の冷蔵庫・冷凍庫の大きさに合わせて選びましょう。

人数と段数の目安
おせちの商品ページには、たいてい「〇人前」「〇段重」「〇品目」が書かれています。2人なら二段重や一段重、3〜4人なら三段重、5人以上なら特大の三段重や四段以上の重が、選ぶときのひとつの目安になります。
同じ人数向けでも、品目の数や重箱の大きさはお店によってちがいます。たとえば匠本舗には約2〜3人前・32品目の二段重から約7〜8人前・80品目の六段重まであり、板前魂には3人前・34品目の三段重や、4〜5人前・55品目の二段重があります。
お正月の三が日のうち何回おせちを食べるか、お雑煮やほかの料理も用意するかでも、ちょうどいい量は変わります。重箱のサイズ(寸や cm)も見て、テーブルや冷蔵庫に置けるかを確かめておきましょう。
予約の時期と変更・キャンセルの期限
おせちは予約販売が中心です。この記事で紹介したお店では、2027年おせちの受付は夏に始まっていました(千賀屋は2026年7月6日に予約開始、板前魂の早割表は7月30日の注文から)。早く注文すると安くなる「早割」があるお店もあり、板前魂の商品ページでは注文日によって価格が少しずつ変わる表が出ています(花籠の場合、2026年10月30日〜11月11日の注文は9,470円、11月12日〜11月25日は9,540円、11月26日〜12月9日は9,610円。通常価格は9,680円)。
注文の締切だけでなく、変更・キャンセルの期限も大切です。千賀屋は2026年11月30日(月)正午まで、板前魂は2026年12月10日(木)までと公式に書かれています。人数がまだ決まらない場合は、この期限までに確定させましょう。
早割や締切の日付は商品やお店でちがい、変わることもあります。注文する前に、必ず商品ページで最新の日付を確認してください。
届く日と、解凍・保存のしかた
届く日はお店によって決まり方がちがいます。千賀屋は12月30日か31日から選ぶ形、匠本舗は12月29日〜31日のいずれかで原則として日付は選べない形、板前魂は標準が12月30日で、12月28日から1月2日のあいだで選べる形です(注文日や地域によって選べない日があります)。
冷凍おせちは、届いたらすぐ冷凍庫へ入れ、解凍時間の目安に合わせて、食べる1〜2日前に冷蔵庫へ移して解凍するのが基本です。常温で急いで解凍すると傷みやすくなるので、商品の案内どおり冷蔵庫でゆっくり解凍しましょう。解凍後の期限も決まっていて、板前魂の場合は冷蔵庫で2日間です。
冷蔵おせちは、届いたら箱から出して冷蔵庫で保存します。千賀屋のよくある質問では、冷蔵庫に入らないときは届いた段ボールのまま、暖房のない10℃以下の冷暗所に置くよう案内されています。かにや牛肉などがセットになっている場合は、それぞれの解凍方法と加熱の注意も確認してください。


