明太子の選び方|辛さ・切れ子・無着色・保存と贈り方
明太子をお取り寄せしようとすると、同じお店の中でも「レギュラー」「マイルド」「切れ子」「無着色」など、たくさんの種類が並んでいて迷います。値段だけで選ぶと、思ったより辛かったり、届いてすぐに食べきれなかったりすることもあります。この記事では、お店の公式サイトに書かれている情報をもとに、辛さ、形、着色、保存、贈り方の5つの点から、自分に合った明太子の選び方を順番にまとめました。
まず知っておきたい、明太子の基本
辛子明太子は、すけとうだらの卵を塩漬けにした「塩たらこ」を、唐辛子を主な原料にした調味液などで味付けした食品です。全国辛子めんたいこ食品公正取引協議会でも、このように説明されています。
同じ明太子でも、漬け込むたれの中身や漬ける時間、使う卵の産地はお店ごとにちがいます。例えば、魚醤と唐辛子のたれに三昼夜漬け込むお店や、日本酒ではなく焼酎で漬け込むお店があります。
卵の産地も、北海道産を使う商品と、ロシアやアメリカ産を使う商品があります。商品ページの「原料原産地」の欄に書かれているので、産地にこだわりたい人は最初にそこを見ると選びやすくなります。
辛さの選び方:表し方はお店ごとにちがう
明太子の辛さは、お店によって表し方がちがいます。名前で分けているお店では、基本の辛口、ひかえめな中辛、激辛、さらに唐辛子の辛み成分をおさえた辛くないタイプまで用意されていることがあります。
一方で、辛さを数字で示しているお店もあります。数字の場合は、そのお店の中での比べ方なので、ほかのお店の数字とそのまま比べることはできません。
はじめてのお店で買うなら、まずはそのお店の基本の味を少量で試すのがおすすめです。家族で辛さの好みが分かれるときは、100gほどの小さいサイズで辛さのちがうものを2つ頼むと、無駄になりにくいです。

切れ子と一本物:味より形のちがい
一本物は、卵の袋の形がきれいにそろった明太子です。見た目がよいので、贈り物や、そのまま切って出したいときに向いています。
切れ子は、一本物を作るときにできる、端が少し切れたものや、形がふぞろいなものです。あるお店の公式サイトでは、形がふぞろいなこと以外は通常の明太子と同じと説明されています。量のわりに値段が手ごろなことが多く、自宅で食べる分や、パスタ・卵焼き・おにぎりなど料理に使う分に便利です。
さらに、粒をほぐした「ほぐし」や、もっと崩れた「くずれ」「バラ子」を扱うお店もあります。料理にたくさん使うならこうした商品、ごはんにのせて食感を楽しみたいなら切れ子や一本物、と使い道で選ぶと失敗しにくいです。
無着色かどうかは原材料の欄で確かめる
明太子には、着色料を使って赤く色づけした「着色」のものと、着色料を使わない「無着色」のものがあります。同じお店で両方を選べる場合もあります。無着色のものは、色が自然でやや落ち着いた見た目になります。
気をつけたいのは、「無着色」は着色料を使っていないという意味で、ほかの添加物を使っていないという意味ではないことです。例えば、無着色の商品でも原材料に発色剤(亜硝酸Na)が書かれていることがあります。
添加物が気になる人は、商品名の「無着色」だけで判断せず、商品ページの原材料の欄まで見てみましょう。着色料を使っている場合は、原材料に「着色料」や色素の名前が書かれています。
保存と解凍:冷蔵の期限は短めと考える
明太子は冷蔵で届く商品が多く、冷蔵での賞味期限は商品によってかなりちがいます。確認したお店では、家庭用で冷蔵7日、贈答用で冷蔵14〜15日などでした。賞味期限は開ける前の期限なので、開けたあとは期限にかかわらず早めに食べましょう。
すぐに食べきれない分は、届いたら早めに冷凍するのが基本です。あるお店のよくある質問では、一腹ずつラップで包んで冷凍庫に入れ、1〜2か月ほどもつと案内されています。農林水産省も、家庭で冷凍するときはラップやポリ袋で空気をできるだけ遮って、乾燥や酸化を防ぐことをすすめています。
解凍は、食べる前日に冷凍庫から冷蔵庫へ移して、ゆっくり溶かす方法が案内されています。時間をかけたほうが水っぽくなりにくいそうです。一度解凍したものをもう一度冷凍すると味が落ちやすいので、1回で使う量ずつ小分けにしてから冷凍しておくと便利です。
贈るときに気をつけたいこと
贈り物には、形のそろった一本物や、樽・化粧箱に入った贈答用の商品が向いています。家庭用の切れ子は、のしが付けられない商品もあるので、贈るときは「贈答用」と書かれているかを確かめましょう。
冷蔵の明太子は日持ちが長くないので、相手が受け取れる日に合わせて、お届け日を指定するのが安心です。お店によっては、お届け日の指定が注文の数日後からになっていたり、発送まで数営業日かかったりします。贈りたい日が決まっているなら、早めに注文しておきましょう。
相手の好みが分からないときは、辛さひかえめのものや、辛さのちがう少量サイズの詰め合わせを選ぶと気をつかわせにくいです。のしの種類やメッセージカードの有無も、注文の前に確認しておくと当日あわてずにすみます。


